【間取り解説】ボツになった間取りとその理由(前編)

間取り

家づくりの中で間取りを決めるのは、一番重要なところだと思います。

家族とあーでもない。こーでもない。と理想マイホームの間取りを考えるのはとっても楽しいですよね。

しかし、最初は「間取りってどうやって考えればいいの?」や「なにを優先すればいいか決めれない。」などの不安があると思います。

この記事では、そのような間取りに関する不安を過去にボツになった間取りを用いて

どうやって今の間取りになったかまでを解説していきます。

最初の間取りができるまで

希望を伝える

私の家も、事前に担当の方や設計士の方にいくつか希望を伝え、おおまかな間取りをつくってもらい、それをもとに一緒に考えていきました。

予算を伝える

まずはどれくらいの規模の家を建てるか、融資を受けれる額にもよりますが、最初の予算は低めに伝えることをオススメします

我が家の場合。最初の見積もりから200万円も増額しました(主にオプション追加分)

いちこ
いちこ

打ち合わせの途中で金銭感覚がおかしくなります。

10万のオプションでも「安い!」と感じてきたら危険

いわゆるマイホームハイってやつです

建物のタイプを決める

仮契約後、一条工務店からタブレットを借ります。そのタブレットを使って、それぞれのタイプの特色や住設、色味などを見ることができました。

結論として、間取りもある程度自由に決めれて、性能が一番良い「i-smart」にしました。

私たちが検討したのは以下の3つのタイプ。

  • i-smile (間取り4000プランからきまっているものを選ぶ規格住宅。性能は多少劣るが、コスパ良い)
  • i-smart(間取りは自分たちで考えれる。※制限あり。断熱・気密性能はピカイチ)
  • グランセゾン(デザイン性重視で性能も十分な上位モデル)

最初私たちは「i-smile」がコスパがいいと思い検討していましたが、希望の間取りがなかったため断念。

「グランセゾン」はデザイン重視(もちろん性能も良いですが)+コスト高め。予算的にも厳しい。

断熱材の厚みや性能、気密性に焦点を当てると「i-smart」に軍配があがりました。

断熱性や気密性が高ければ、全館床暖房の効率が良い。(外気の影響を受けにくいため)

光熱費が抑えられるのも魅力に感じ「i-smart」に決めました。

建坪・部屋数を決める

今は夫婦二人暮らしですが、将来的に家族が増え4~5人家族になることを想定して

夫婦の寝室、和室、洋室×2の合計4部屋にしました。

家の大きさは30坪くらいで

部屋は多いほうがいいのはもちろんですが、予算との兼ね合いで必要最低限の部屋数にしました。

(一回目)間取り

後日、一条工務店のアプリに間取りが送られてきました。これをもとに具体的に打ち合わせが進んでいきました。ここからは改善点とその経過を紹介します。

改善点

キッチンに収納が欲しい

・家電収納or自在棚収納が欲しかった

・料理を作るときにキッチンの反対側の壁に収納を統一したい(作業の効率重視)

・食材を保管するところが少ない懸念

(2回目)間取り

改善点

トイレは玄関に近いほうがいい

来客が来たときトイレを貸したりすることがあるかと思います。トイレの通り道にキッチンの内側を見られたり、他の片付いていない部屋を見られたりするのはできるだけ避けたいですよね?

常にキッチンを片付ければいい話ですが、私はかなりずぼらなので、キッチンは見られたくなかったです。トイレは玄関に近いほうがいいと希望しました。

冷蔵庫の位置

冷蔵庫は通り道の正面に希望

今の冷蔵庫位置だと、キッチンで作業している最中、冷蔵庫は開けにくいですよね。

ダイニングから冷蔵庫まで近いほうがものを取りに行くときにも楽になります。

ウォークインクローゼットは3畳くらいほしい

家族の服をウォークインクローゼットにまとめたかったので広めにお願いしました。

(3回目)間取り

改善点

ランドリールームが欲しい

実家で生活していたころ、洗濯物は外に干していました。

外に干していて感じたデメリット

・雨が降ると取り込まないといけない

・夏や冬に洗濯物を干す作業がつらい

・家の周りが畑だったため、風が強い日は砂埃がつく

・干している間に虫がついて、しらない間に家の中に取り込んでしまう

・下着など干すときは、人の目につかないように気を遣う。

室内に干せば、ストレスフリーになるはず…

室内干しなら、上記を気にしなくていいですし、一条工務店の家は24時間換気システムがあり、乾きにくいこともないはず(むしろ、乾燥気味)

我が家は完全室内干しにするために、ランドリールームを設置することにしました。

(4回目)間取り

改善点

ウォークインクローゼットはランドリールームの近くに

一番こだわったのはランドリールームで干した洗濯物をそのままウォークインクローゼットへ

この洗濯導線はかなりこだわりました。

それに、寝室にウォークインクローゼットがあると、家族が寝ている間に着替えを取りに行くこともあるので、別がいいと希望しました。

それに、冬に外から帰ってきてコートを脱ぐために一番奥のウォークインクローゼットまで行くのもめんどくさいです

まとめ

長くなりそうなので、(前編)(後編)と分けることにしました。

(前編)の改善点をまとめてみます。

  • キッチンに収納が欲しい
  • トイレは玄関に近いほうがいい
  • 冷蔵庫の位置を作業の邪魔にならない位置に変更
  • ウォークインクローゼットは3畳でランドリールームの近くにすることで洗濯導線の最適化

他にも細かい打ち合わせはしてきたけど、重要なところだけまとめてます。

細かい決めごとの連続で疲れてくると思いますが

楽しんで家づくりする気持ちを忘れないでいきましょうー!

今回はここまでご覧いただきありがとうございました。(後編)は近いうち紹介します。

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