私たちは一条工務店i-smartに2022年11月から入居開始しました。
仮契約は2021年の11月23日。家が完成し住み始めるまでの約1年間を記録していきます。
いろんな理由があり、20代前半での家づくり。世間からするとかなり未熟者なので、無知なこともたくさんありました。知らなかったことで損したくない・後悔したくない。その気持ちがとても強かったので、必死にお金の勉強や家について勉強していきました。
入居開始して1年以上たち、備忘録として家づくりの流れをまとめます。
この記事では
仮契約から一次外構工事までの流れがわかります。
あくまでも我が家の場合なので、細かい部分は人それぞれ違います。ご参考までに見ていただければ幸いです。
【仮契約】2021年11月23日(仮契約から0日目)
2021年11月仮契約しました。
一条工務店には「仮契約」制度があります。100万円を先に払い仮契約することで、間取りを
いわゆる他のメーカーでいう手付金のようなものになります。
メリット・デメリットは下記のとおりです。
仮契約のメリット
①仮契約日時点で坪単価が固定される
「来月から坪単価が値上がりしていきます」
これを担当から言われたら多少なりとも慌りますよね。
セールストークとしては効果抜群だね
一条工務店は坪単価が数ヵ月ごとに上がるそうです。近年の物価上昇を鑑みると、
私はいずれ契約するなら今が一番安い時だと考え仮契約しました。
しかも2021年11月中までに契約すると、i-samrtに通常採用できない、グレイスシリーズ(住設)が設置できるキャンペーンとのこと。
キャンペーンは時期によって変わりますが、これだ!と思うキャンペーンが背中を押してくれることもありますよ。
ちなみに、2021年契約時の坪単価は約70万(オプション含まず)でした
オプション込みの総額は坪約98万円になります
②設計の打ち合わせができる
専用のタブレットが配付され、間取りの打ち合わせが本格的に始まります
タブレットでは3000以上の間取りプランから希望にあう間取りを選べ、間取りつくりの参考になります。
また、外観や住設の色のイメージを選ぶと
床とキッチンの色やドレッサーの色、ドアの色など相性が確認できます。
見てるだけでかなり楽しいので、私たちはずっとタブレットでいろいろ試行錯誤して決めることができました。
色味なども事前に確認できるので、「イメージと違った」となりにくいのもメリットですね。
仮契約のデメリット
①100万円は自己負担
仮契約の時に必要になる100万円は自己負担になります。
ここが心理的ハードルがかなり高いところだと思います。しかし、ここは手出しで対応することになります。
なぜかというと、住宅ローンの契約前なので、住宅ローンに含めて融資を受けることができません。借りたり、カードローンなどで準備することは、今後の住宅ローンの審査が厳しくなってくる(借り入れ限度額が下がったり、審査に通らない可能性)のでおすすめしません。
親族などに手伝ってもらうことも考えましょう。
②仮契約後、解約しても全額は返金されない
仮契約後、設計士に依頼して間取りの打ち合わせ等を始めていきます。
仮契約費用100万はどうなるかというと
設計や、手続き費用などに充てられます。ある程度打ち合わせが進んでいくと
仮契約の100万円から支払われることになります。
途中で解約しても全額返金にならないのはこのためです。
【地盤調査】2021年12月10日(仮契約から17日目)
仮契約後から18日後、地盤調査がありました。
地盤調査の結果で住宅の土台となる基礎の種類がわかります。
地盤調査は2000年(平成12年)品確法や建築基準法の改正により実質的に新築住宅の場合には義務付けられているそうです。
一条工務店の地盤調査は厳密な自社基準を採用しており、調査チームも一条が担当しています。
調査費用は無料です。 (スウェーデン式サウンディング試験:5万円~10万円が相場)
我が家は少しだけ軟弱な地盤があったため、「べた基礎」になりました。
実際の写真でみるとこんな感じになります。
【初回打ち合わせ】2021年12月17日(仮契約から24日目)
打ち合わせの一週間くらい前に間取り図(案)が一条工務店アプリに送信されてきました。
その間取り図(案)をもとに設計士さんと
・現在の住居の不満、改善点
・水回りの配置
・生活導線、家事導線などの理想の確認
を打ち合わせしていきました。
【宿泊体験】2022年1月18日(仮契約から56日目)
一条工務店の宿泊体験にいきました。冬の時期だったので床暖房を体感することができました。子供連れが多いため、土日に希望者が多いみたいです。
私たちは比較的空いている平日に一か月前から予約を入れてもらいました。
住設の使いやすさ、天井高の確認、建具の雰囲気など今後の間取りや仕様を考える上で非常に参考になるので、宿泊体験できる場合は強くおすすめします。
【図面打ち合わせ】2022年1月22日(仮契約から60日目)
前回までの打ち合わせの内容をもとに、数種類の間取り(案)が一条工務店アプリに送信されてきていました。この間取り(案)をもとに改善点や希望を打ち合わせしていきました。
【図面・仕様打ち合わせ①】2022年2月5日(仮契約から74日目)
仕様書のデータが送られてきて、空欄を次回の打ち合わせまでに決めておく必要があると伝えられました。
【仕様打ち合わせ②】2022年2月17日(仮契約から86日目)
この時点で間取りはほぼ確定しました。
設計士さんから次回打ち合わせまでの宿題がでました。
・子供部屋、和室、玄関の収納
・外壁、床、ドア、住設の配色
・コンセント、スイッチ、照明関係
・電動ハニカムシェードの採用箇所
・エコキュートハイパワー問題
・家具家電の大きさ等
当時のメモが残ってたので上記にまとめましたが、かなり決めることがおおいですよね。
打ち合わせも決断の連続で非常に疲れます。(楽しいんですがね!)
【電気・照明打ち合わせ】2022年3月9日(仮契約から106日目)
展示場で打ち合わせがありました。最新の源泉徴収票とみとめ印が必要になるとのことでした。
農地転用と融資の証明に使うとのことでした。
【農地転用立ち合い調査】2022年3月23日(仮契約から120日目)
農地転用について、市の農業課が調査にきました。土地の使用状況など確認するため、立ち合いが必要でした。
【建築工事請負契約書】2022年3月25日(仮契約から122日目)
建築工事請負契約書にサインをしました。担当から1~2時間約款の読み上げがありました。
この契約は簡単に言うと、仕様や工期、代金などを双方の合意したことを書面で表したものです。
【仕様打ち合わせ】2022年3月30日(仮契約から127日目)
追加の書類があったため一条工務店の住宅展示場まで行きました。
その時担当と今後の流れについて確認しました。
①一条提携の外構業者を紹介。見積図面を依頼しているとのことでした
②外構の見積図面完了後、現地で外構業者と打ち合わせ
③外構の打ち合わせ後に、設計図面の最終確認(仕様、外観、設備、コンセント、照明等…3時間かかるとのことでした。
【一条提携の外構業者と現地で確認 】2022年4月23日(仮契約から151日目)
外構の見積もりができたとのことで、実際に現地で外構業者と打ち合わせしました。
しかし、一条提携だと一条工務店にもマージン(中間手数料)が発生するとの情報もあったため
他の業者にも、合い見積もりすることで比べてみることにしました。
【他の外構業者と現地で打ち合わせ】2022年4月27日(仮契約から155日目)
知り合いの紹介で外構業者と現地で打ち合わせをしました。
・こちらの要望に対して+αの提案をしてくれる。
・施主が気づいていないリスクを提示してくれる。
・金額も一条提携の金額より安くできるとのこと。
質問に対しての対応もよかったので、提携以外の外構業者にお願いすることにしました。
【工事着手ご承諾書サイン】2022年5月31日(仮契約から189日目)
この契約から資材の発注、構造材の加工など手配が始まるとのこと。
間取りや、家の仕様などはこの契約で確定することになります。
この契約内容に変更が生じると発注材料の差し戻しや配送・施工計画の再検討になり、追加費用がかかるほか、工期が伸びる可能性が非常に高くなるとのこと。
【銀行と契約】2022年6月4日(仮契約から193日目)
【1次外構工事スタート】2022年6月6日(仮契約から195日目)
我が家はもともと畑だったため、家を建てれる土地にするため、宅地造成工事がスタートしました。
まとめ
ここまでは、仮契約から一次外構工事スタートまでの我が家の流れを紹介しました。
他の方と全く同じ流れにはならないと思いますので、あくまでも参考程度にしていただければ幸いです。
以降の流れは別にまとめたいと思います。
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